老犬フレンチブルドッグの徘徊 エリザベスカラーをかぶる奥さん

我が家の老犬フレンチブルドッグ「ポチ」の徘徊が止まらない。

まあ徘徊するのはいいのだけれど、
緑内障で目が見えないので、
壁とか室内のあらゆるコーナーに
あたまをゴチンゴチンぶつけまくる。

コーナーや壁には
クッション材をつけることで防いでいるのだけれども、
さすがにすべての場所にクッション材をつけることはできず、
なんとかならないもんかと困っていた。

奥さんはいう。
「エリザベスカラーを買おう」

あのエリマキトカゲみたいなやつだ。

「ポチ」が子犬のころ、
デベソの手術をした時に、
お腹を掻いたり舐めたりしないように
つけたことがあるが、
奥さん曰く、
エリザベスカラーが
壁にぶつかる前に
防いでくれるという。

エリザベスカラーが届いたのだが。

奥さんが
「エリザベスカラーを買う」
といってから数日。

会社から帰ってきても
「ポチ」は何にもつけていないで
相変わらず壁にゴチンゴチンと頭をぶつけている。

まだ家に届いていないのかなあと
特に聞くことはなかったのだが、
ある日、
家に帰ってみると
エリザベスカラーをつけていたのは
「ポチ」ではなくて、
奥さんだった!

え…?

奥さんがもう
「ポチ」の介護に疲れて
気が触れてしまったと思ったので、
怖くて何も聞くことができなかった。

怖いけど、やっぱり聞いてみた

奥さんが犬のエリザベスカラーをつける。

かなりシュールだ。

怖いけど、
やっぱり逃げちゃだめだと思ったので、
後日さりげなく、
聞いてみた

「あのさ、この前エリザベスカラー、かぶってなかった?」

すると奥さん。

「うん、ポチがどうしてもつけるの嫌がって、
それでどんな気分なのか自分でかぶってみた」

なるほど。
ということで、
新品のエリザベスカラーは、
我が家の押入れの奥深くに眠ることになった。




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